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告知 : 2018 Integral Japan Practitioners’ Circle インテグラル理論を実践する

2018 Integral Japan Practitioners’ Circle

インテグラル理論を実践する

 

<背景>

Integral JapanIJ)では、2005年の「研究会」の発足以降、定期的にケン・ウィルバーのインテグラル理論に関して議論をするための空間を設けてきました。その間、日本国内でも関連図書の出版等により(ロバート・キーガンの『なぜ人と組織は変われないのか』やフレデリック・ラルーの『ティール組織』等)基礎知識が浸透し、組織論や人材論を中心とする実務的な領域においても活用が徐々にはじまるようになりました。

 

こうした状況をふまえて、この研究会も、インテグラル理論そのものにたいする基礎的な勉強をする空間ではなく、それを活用して多様な領域で活動や探求にとりくむ方々を対象としたPractitionersCirclePC)として再出発することになりました。これまでと同じように、PCもひろく門戸を開いて開催をしていきますが、今後は、これまでよりも実践者の集いとしての性格を強く押しだし、参加者間の意見交換や共同作業を主軸にして進行していくことになります。

 

たくさんの方々の御参加を御待ちしています。

 

<目的>

インテグラル理論を活用して多様な領域で活動や探求にとりくむ実践者・研究者に、定期的に集まり情報・経験・洞察を共有する空間を提供することにより、参加者間の相互学習や共同作業を促し、また、日本におけるインテグラル理論の展開を推進する。

 

<目標>

・インテグラル理論の実践者・研究者間の緊密な関係が構築されている

・各参加者が自らの活動や探求の幅を拡げる or 質を高めるために、異なる領域に専門性を有する関係者との共同作業を模索している・開始している

 

<方法>

・インテグラル理論(及び、その関連領域)の最新動向に関する情報の共有

・参加者の実践や研究の報告、及び、それに関する議論

・参加者間の共同作業の可能性の探求

 

<課題資料>

Wilber, Ken. The integral vision. Boston: Shambhala Publications, 2007.

・ケン・ウィルバー・他(2010)『【実践】インテグラル・ライフ:自己成長の設計図』鈴木規夫訳,春秋社

 

<参加資格>

・インテグラル理論の基礎を理解していること(インテグラル理論の概要については、課題図書の他には、『万物の歴史』『万物の理論』『進化の構造』『インテグラル理論入門』(I & II)等の書籍を御参照ください)

・自身の活動領域・専門領域においてインテグラル理論を活用していること、あるいは、活用の可能性を模索していること

・自身とは異なる領域に専門性を有する関係者との共同作業にたいする意欲・興味を持っていること

 

<第1回概要>

開催日時:201834日(日曜日)

開催時間:13:3016:30

開催場所:株式会社トモノカイ セミナールーム(岡崎ビル3階)

( http://www.tomonokai-corp.com/company/access/ )

発表者:Steve Hardacre http://www.criticalgameconsulting.com/whoweare/

ファシリティター:鈴木 規夫

参加費:4,000

お申込み方法

以下のフォームよりお申込みください。

https://goo.gl/forms/rYZDQleTNtnck7Kc2

 

<内容>

1201712月にコロラド州で開催されたIntegral Life主催のイベント・What Nowの概要報告( What Now URL: https://integrallife.com/events/what-now/

2.インテグラル理論の枠組を用いて2018年度の自身の活動を展望・計画する

告知:VUCAの時代を生き抜くための統合的実践 インテグラル・ライフ・プラクティス基礎講座

VUCAの時代を生き抜くための統合的実践

インテグラル・ライフ・プラクティス基礎講座

 

http://transpersonal.jp/5513/

 

2018年の学会主催セミナー第一弾は本学会理事の鈴木規夫さんによるインテグラル・ライフ・プラクティス基礎講座です。

 

複雑さを極める現代において、自己を探求するだけでは生きづらさは増すばかりです。もっと大きな枠組み、たとえば「内面・外面」、「個人・集合」といった対極的な側面をいかに生きていくかを考えていく必要があるのかもしれません。本セミナーでは、トランスパーソナルの理論家と呼ばれたケン・ウィルバーの「統合的な実践生活」を元に、トランスパーソナルの枠組みも視座にお話を伺いたいと思います。

 

【日時】201848日(日曜日) 13:3016:3013時開場)

【場所】阿佐ヶ谷駅近くの会場(予定)

         *会場が決まり次第更新いたします。

【講師】鈴木 規夫(インテグラル・ジャパン代表)

講師略歴:2004年にCalifornia Institute of Integral StudiesCIIS)で博士課程を修了。専門は、東洋と西洋の心理学(East-West psychology)。日本に帰国後アメリカの現代思想家ケン・ウィルバーのインテグラル思想の普及のための活動を展開している。主な著書・訳書に『実践 インテグラル・ライフ』(春秋社)『インテグラル理論入門』(I & II)(春秋社)『インテグラル・シンキング』(コスモス・ライブラリー)等がある。URLhttp://integraljapan.net/

 

【講師より】

 

VUCAの時代を生き抜くための統合的実践

インテグラル・ライフ・プラクティス基礎講座

 

今日の時代の特質を説明する言葉として、「VUCA」という言葉を耳にするようになりました。これは、volatility(流動性)・uncertainty(不確実性)・complexity(複雑性)・ambiguity(曖昧性)という4つの単語の頭文字を組み合わせて造られた造語ですが、確かにわれわれの生きる時代の特徴をうまくとらえたものであるように思われます。

端的に言えば、これは、課題や問題に対処するときに、既存の方法や回答を適用すれば事足りていた時代が終わり、茫漠として性質のつかみにくい課題や問題にたいして、オリジナルの対応策を考案しつづけていく能力が求められる時代が到来しているということだといえます。必然的に、そこでは、信頼にたる「訓え」や「答え」の拠り所としての伝統や体系は権威や魅力を失い、われわれは――必要に応じて、それらを尊重・継承しながらも――みずからの責任において、あらたな答えを見出すことが求められるようになります。そして、それはとりもなおさず継続的に「迷い」の只中に留まる能力を鍛錬することが求められるようになるということなのです。

当然のことながら、こうした生存環境の変化に伴い、われわれの自己との向き合い方も変容していくことになります。たとえば、しばらくまえまでは、巷では「心の時代」という言葉が流行し、自己の内面を内省・探求することの重要性が強調されましたが、今になって思えば、それは比較的に安定していた社会情勢を背景に成立していた発想であったのかもしれません。

しかし、東日本大震災における福島原子力発電所の過酷事故や近隣地域における軍事的緊張の高まり、あるいは、国内における貧富の格差の急速な拡大がもたらす同胞感覚の溶解等、社会の存立そのものを危うくする巨大な出来事が頻発する中では、われわれは半ば恒常的に自己の存在(生命)そのものが脅かされている感覚につきまとわれることになります。そうした条件下においては、これまでのように自己の内面に閉塞して探究活動に浸るのではなく、時代と社会を視野に収めながら、統合的な発想にもとづいて自己の存在の諸領域(BodyMindHeartSpirit)の深化にとりくんでいくことがますます重要になるのです。

その意味では、VUCAの時代においては、内面と外面、そして、個人と集合という対極的な領域を意識して探求することが求められるようになるといえます。アメリカの思想家ケン・ウィルバーは、こうした発想を「統合的」(integral)と形容していますが、VUCAの時代を生きていくためには、われわれは正にそうした発想にもとづいた実践生活を設計し展開していく必要があるのです。得意とするある特定の領域に閉じるのではなく、それ以外の領域にも意識や関心を向けて、とりくんでいく必要があるのである。

今回の講座では、こうした問題意識にもとづいて、ケン・ウィルバーの提唱する「統合的な実践生活」(Integral Life PracticeILP)の設計と実践の仕方の概要を御紹介したいと思います。

みなさんは既に様々な実践を組み合わせて御自身の成長や成熟にとりくんできておられると思います。しかし、ときにはそうした日々の活動を見詰めなおして、その限界や盲点について検証してみる機会を持つことで、実践生活そのものを進化させるための有益な洞察を得ることができるのではないかと思います。また、とりわけVUCAの時代においては、そうした俯瞰的な視座から自己の日常を見詰める能力そのものが求められることになります。

そうした意味では、この講座を利用して、是非ILPの知見をつかんでいただければと思います。

告知 インテグラル理論研究会特別編:スポーツ/コーチング領域から能力(スキル)開発を考える 2017年12月23日(土)

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インテグラル理論研究会特別編:スポーツ/コーチング領域から能力(スキル)開発を考える
2017年12月23日(土)

 

2017年12月の研究会・特別編(不定期開催)では、日本体育大学においてスポーツ・コーチング研究に従事されている関口 遵さんを迎えて、主にスポーツ・コーチングの領域における最新の研究と実践に関して紹介・報告をしていただきます。
これまでの研究会では、ロバート・キーガン(Robert Kegan)やカート・フィッシャー(Kurt Fischer)(共にHarvard Graduate School of Education)の発達理論にもとづいて主に成人期の発達について探求をしてきましたが、そこでの関心の中心は基本的に組織(主に企業組織)においてわれわれが能力を開発・発揮していくうえで発達科学の知見がどのように活用できるのかということに絞られていました。その点では、これまでの議論は、抽象概念操作の領域における能力の開発と発揮に絞られていたといえます。
しかし、人間の存在は身体を包含したものであり、また、われわれは常にこの身体を駆使して能力の開発と発揮をしています。その意味では、スポーツ・コーチングの領域における研究と実践の実際に関して勉強することは、人間の能力を統合的に探求するうえで非常に重要だといえます。

貴重な機会ですので、御誘いあわせのうえ、御参加ください。

発表概要:
今回は、スポーツの文脈からプレーヤーとコーチの学びについて、今年IJの研究会において取り上げられてきた発達理論に基づいた能力開発に関連させながら話題提供をしたい。まずは、プレーヤーの学びとして、運動学習・スキル獲得理論とトレーニング理論における基礎的な概念や原理・原則を概観する。その後、プレーヤーの学びを支える立場であるスポーツコーチの学びと育成に関して、近年の研究や実践について紹介していく。

 

講師プロフィール:
関口 遵(せきぐち・じゅん) 修士(学術)
日本体育大学体育学部 助教(コーチ学)
日本体育大学大学院博士後期課程単位取得満期退学
関心領域:スポーツコーチの学びと育成

 

日時:2017年12月23日(土曜日) 13:30〜16:30
開催場所:株式会社トモノカイ 岡崎ビル3階
https://goo.gl/QeXZiw
定員:30名
参加資格:なし(定員に達し次第、締め切ります)
参加費用:3,000円
御申込は、下記のフォームよりお願いします。
https://goo.gl/forms/c9oIoJ7IeuMbKna52

告知 インテグラル理論研究会特別編:ダイナミック・スキル理論 2017年10月21日 (土曜日)

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インテグラル理論研究会特別編:ダイナミック・スキル理論

20171021 (土曜日)

20179月と10月の研究会(不定期開催)では、先日、出版された加藤 洋平さんの『成人発達理論による能力の成長:ダイナミックスキル理論の実践的活用法』をとりあげ、今日、多方面で注目されている最新発達理論・ダイナミック・スキル理論(Dynamic Skill Theory)について考察を深めていきます。

ダイナミック・スキル理論は、Harvard Graduate School of Educationの発達心理学者カート・フィッシャー(Kurt Fischer)が提唱する発達理論ですが、同じ機関のロバート・キーガン(Robert Kegan)のそれとは大きく異なる特徴をそなえています。それらは、キーガンの理論以上に、人間の発達のダイナミズムに即したものであり、それゆえに、日常の活動をとおして発達支援に携わる実務者にとり、より利便性の高いものになっているといえます。

10月の研究会では、先日の9月の研究会では、参加者の方々に著者の加藤さんへの質問をあげていただきましたが、10月の研究会では、それらの質問にたいする加藤さんの回答をふまえて、人間の発達に関する議論をさらに深めていきます。

 

課題資料

加藤 洋平(2017 『成人発達理論による能力の成長:ダイナミックスキル理論の実践的活用法』(日本能率協会マネジメントセンター)第3章・第4章・第5

 

補足参考資料

ロバート・キーガン(2013 『なぜ人と組織は変われないのか:ハーバード流自己変革の理論と実践』 英治出版

鈴木 規夫(2017 書籍紹介:加藤 洋平著『成人発達理論による能力の成長:ダイナミックスキル理論の実践的活用法』 http://norio001.integraljapan.net/?day=20170806

加藤 洋平氏インタビュー第7回 http://integraljapan.net/articles/kato/index.htm

今井 むつみ(2010 『ことばと思考』岩波書店

今井 むつみ(2016 『学びとは何か:〈探究人〉になるために』岩波書店

日時:1021 (土曜日)  13:3016:30

開催場所:株式会社トモノカイ 岡崎ビル3

https://goo.gl/QeXZiw 

定員:30

参加資格:なし(定員に達し次第、締め切ります)

参加費用:3,000

御申込は、下記のフォームよりお願いします。

https://goo.gl/forms/hO35uIUIqVykB1Zz1

告知 インテグラル理論研究会特別編:ダイナミックスキル理論

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インテグラル理論研究会特別編:ダイナミックスキル理論

2017923日(土曜日)

 

20179月と10月の研究会(不定期開催)では、先日、出版された加藤 洋平さんの『成人発達理論による能力の成長:ダイナミックスキル理論の実践的活用法』をとりあげ、今日、多方面で注目されている最新発達理論・ダイナミック・スキル理論(Dynamic Skill Theory)について考察を深めていきます。

ダイナミック・スキル理論は、Harvard Graduate School of Educationの発達心理学者カート・フィッシャー(Kurt Fischer)が提唱する発達理論ですが、同じ機関のロバート・キーガン(Robert Kegan)のそれとは大きく異なる特徴をそなえています。それらは、キーガンの理論以上に、人間の発達のダイナミズムに即したものであり、それゆえに、日常の活動をとおして発達支援に携わる実務者にとり、より利便性の高いものになっているといえます。9月と10月の研究会では、キーガンとフィッシャーの理論をくらべながら、成人期の発達について議論をしていきたいと思います。

 

課題資料

加藤 洋平(2017 『成人発達理論による能力の成長:ダイナミックスキル理論の実践的活用法』(日本能率協会マネジメントセンター)序章・第1章・第2

 

補足参考資料

ロバート・キーガン(2013 『なぜ人と組織は変われないのか:ハーバード流自己変革の理論と実践』 英治出版

鈴木 規夫(2017 書籍紹介:加藤 洋平著『成人発達理論による能力の成長:ダイナミックスキル理論の実践的活用法』 http://norio001.integraljapan.net/?day=20170806

加藤 洋平氏インタビュー第7回 http://integraljapan.net/articles/kato/index.htm

 

日時:923日(土曜日) 13:3016:30

開催場所:株式会社トモノカイ 岡崎ビル3

https://goo.gl/QeXZiw 

定員:30

参加資格:なし(定員に達し次第、締め切ります)

参加費用:3,000

 

尚、後半は1021 (土曜日) となります。

 

御申込は、下記のフォームよりお願いします。

https://goo.gl/forms/d4wqbaFHlcG7iWn12

加藤 洋平氏インタビュー

今回は、加藤さんが2017年6月に出版された『成人発 達理論による能力の成長:ダイナミックスキル理論の実践的活用法』(日本能率協会マネジメントセンター)の内容を中心にして、 現在の発達研究をとりまく状況について議論をしました。

 


今回の著作では、Harvard Graduate School of Educationの研究者として活躍したカート・フィッシャー(Kurt Fischer)のダイナミック・スキル理論(dynamic skill theory)の概要が一般の読者に向けて平易な言葉で紹介されています。この理論は、同じHarvard Graduate School of Educationの発達心理学者ロバード・キーガン(Robert Kegan)の構成主義的発達心理学(constructive developmental psychology)の成果を踏まえながら、人間の能力が発揮される際に不可避的にあらわれることになる変動性と文脈依存性に関してきめ細かに言及できるものです。
その意味では、フィッシャーの理論は、日々の実務・実践の領域においてわれわれが直面することになる複雑な現象を理解し、また、多様な課題に対処していくうえで、キーガンの理論以上に有用性の高いものであるといえるでしょう。
 現在、加藤さんは、オランダのフローニンゲン大学に在籍しながら、複雑性科学と発達科学を架橋する研究に従事しています。今回の対談では、著書の内容の紹介にくわえて、発達研究の最前線においてどのような研究活動が展開されているのかについて加藤さんに紹介していただいています。そのために会話の内容が部分的に専門的なものになっていますが、発達研究の現状に関して少し踏み込んだ情報を求めている方々には刺激をもたらしてくれるものとなっているのではないかと思います。

 

http://integraljapan.net/articles/kato/index.htm

 

告知 インテグラル理論研究会特別編:インテグラル・コミュニケーション 2017年2月26日(日曜日)

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インテグラル理論研究会特別編:インテグラル・コミュニケーション

2017年2月26日(日曜日)

 

2017年2月の研究会・特別編(不定期開催)では、ドイツ連邦軍大学教育学部においてGlobal Integral Competenceの研究に従事される的場 主真教授を御招きして、現在 インテグラル理論がコミュニケーションの領域にどのように応用され、また、どのような成果を生みだしているのかについて御話しをいただきます。また、的場教授は、コミュニケーションを単なる情報の交換活動としてではなく、統合医療の観点から、治癒的効果を内包した営為と位置づけ、先端的な研究にとりくんでおられます。本講義では、統合的な視点をとおして人間同士のコミュニケーションをとらえることにより、この日常的な行為の可能性をいかに拡張していけるのかについて探求していきます。

貴重な機会ですので、御誘いあわせのうえ、御参加ください。

 

発表概要:

コミュニケーションは人間の行為そのものであり、私たちは常にコミュニケーション活動を行なっています。20世紀後半から現在に至り、コミュニケーション研究は大きな成果を上げてきましたが、その本質とメカニズムが解明されたわけではありません。例えば、コミュニケーション活動において伝達される「情報」とは何か、コミュニケーションにおける「エネルギー」とは何か等の質問にはまだ十分に答えが見出されていません。また、コミュニケーションの進化についてはほとんど議論がなく、少数の学者が仮説を立てていますが本格的な研究はまだ始まっていません。本講演ではコミュニケーションをインテグラル理論を通して考察することに、コミュニケーションの様々な新しい側面の発見が可能であることをご紹介し、以下の研究成果を発表し、参加者の皆さんと議論をしたいと予定しています。

・コミュニケーションの種類

・様々な非言語コミュニケーション

・コミュニケーションにおけるエネルギーとは

・情報とは何か

・意識の進化(スパイラル・ダイナミクス)とコミュニケーションの進化

・コミュニケーションと癒し

・ヨーロッパ・アメリカにおけるTransparent Communication運動

これらは私の研究所で現在進められている研究の一部です。詳細については、ホーム・ページをごらんください:www.ifgic.org

 

講師プロフィール:

的場 主真(まとば・かずま)

1962年神戸生まれ。上智大学大学院言語学課程修了後、ドイツにてコミュニケーション学において博士号取得。その後ヴィッテンヘルデッケ大学において教授資格を取得。現在ドイツ連邦軍大学教育学部においてGlobal Integral Competenceを研究中。2013年にはInstitute for Global Integral Competence (www.ifgic.org)を設立し、健康、経済、平和におけるコミュニケーションの役割について研究教育に従事。

 

日時:2月26日(日曜日) 13:00〜17:00

開催場所:株式会社トモノカイ 岡崎ビル3階

https://goo.gl/QeXZiw

定員:30名

参加資格:なし(定員に達し次第、締め切ります)

参加費用:4,000円

御申込は、下記のフォームよりお願いします。

https://goo.gl/forms/RLM2loxL3Zs32tUL2

2017年第1回インテグラル理論研究会 - インテグラル理論を批判的に検討する

2017年第1回インテグラル理論研究会

インテグラル理論を批判的に検討する

〜コミュニティの健全な在り方を考える〜

 

インテグラル・ジャパンでは、これまで、合衆国におけるインテグラル理論の最新の研究やインテグラル・コミュニティの現状について、日本の皆様に御紹介する役割を担ってきました。

今回は、インテグラル理論、あるいはインテグラル・コミュニティの運動が直面している課題を取り上げて、その一つ一つを批判的に検討していきたいと思います。

当日は、201611月に開催された日本トランスパーソナル学会&日本トランスパーソナル心理学/精神医学会 合同大会のシンポジウムのために用意された発表資料の内容を御紹介しながら、議論を進めていくことになります(以下、大会案内資料のためにまとめた要旨を添付しておきます)。

統合的に生きるということが、個人の人生や社会に真に意味のある形で根付くためには、どのようなことが必要とされるのかということを、皆さんと一緒に考えていきたいと思います。

 

インテグラル理論の視点から

鈴木 規夫

インテグラル・ジャパン

 

1995年のSex, Ecology, Spirituality(邦訳『進化の構造』)を契機として、それまでトランスパーソナル運動の中心的存在のひとりと活躍したケン・ウィルバー(Ken Wilber1949〜)は、本格的に「トランスパーソナル批判」をはじめ、それを超克する新たな思想的・理論的な枠組としてインテグラル理論といわれる独自の思想・理論を提唱しはじめた。以降、これまで20年にわたり、Integral Instituteを中心にして多数の関係者を巻き込んで活動を展開しているが(例:書籍や研究誌の出版・イベントの開催・企業組織や自治体にたいするコンサルティング)、ここにきてインテグラル・コミュニティは思想運動として深刻な行きづまりを経験しているように診うけられる。そこには、これまでにもたびたび指摘されてきたように、共同体そのものが圧倒的な存在感をもつカリスマ型のリーダーにより牽引されてきたことにくわえて、インテグラル理論にたいして批判的な意見を持つ関係者との対話に消極的であったことの弊害が少なからぬ影響をあたえているように思われる。ただし、それ以上に重要なのは、同時代の集合的な課題や問題にたいして積極的に関与していこうとする当初の意図が、実際には、同時代の重要な利害関係者と友好的な関係性を構築・維持することを必須の条件であると解釈された結果、社会にたいする真に批判的な分析やアプローチをすることを関係者に困難にしていることにあるように思われる。そのために、同時代の状況がどれほど病理化しようとも、その根本的な問題を指摘することに躊躇せざるをえないという状況に陥ってしまっているように思われるのだ。本発表では、発足20年を迎えたインテグラル・コミュニティが現在直面しているこうした課題について、これまでにその内部関係者として関わってきた者の視点から省察したい。

 

日時:2017122日(日曜日) 13:3016:30

開催場所:株式会社トモノカイ 岡崎ビル3

https://goo.gl/QeXZiw

定員:20

参加資格:なし(定員に達し次第、締め切ります)

参加費用:3,000

御申込は、下記のフォームよりお願いします。

https://goo.gl/forms/oYpCm7PfiuyzBMFl1

 

 

インテグラル理論研究会特別編:AIの未来と社会

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インテグラル理論研究会特別編:AIの未来と社会

2016年10月29日(土曜日)

 

インテグラル理論においては、人間の成長とは、これまでに意識されていなかったものを意識化するプロセスをとおして実現されるといわれます。また、カール・ユングがModern Man in Search of a Soulが指摘するように、現代においては、そうした意識化をすることにたいして個人が積極的に責任を負うことが、とりわけ重要になっています。現代という時代を生きるにあたり、われわれは、みずからの認識や思考や行動に影響をあたえている無意識の領域に意識の光をあて、それを深く理解・洞察する必要があるのです。

Integral Japanの研究会・特別編(不定期開催)では、こうした問題意識にもとづいて、多様な領域の識者を御招きして、内的・外的な世界の意識化という、この重要なテーマに関する洞察を深めていきます。

2016年10月の研究会では、データ解析のコンサルタントして活躍される久本 空海(ひさもと そらみ)さんを御迎えして今後の人類社会を大きく変えていくだろうと予想される人工知能(Artificial Intelligence)に関して、特に言語の観点から探求します。

貴重な機会ですので、御誘いあわせのうえ、御参加ください。

 

発表概要:

囲碁で人間のプロに勝利した事件や、無人自動運転車の話題など、「人工知能(AI)」という言葉を耳にする機会が増えています。しかしその内容としては、AIの能力を過剰に見せ恐怖心を煽ったりするものも多く、いったいAIとはなんなのか、どのようなことができて、どんなことはできないのかよく分からない、という方も多いかと思います。

この研究会では、「AIの歴史」「AIと言語」「AIの未来と社会」という3部構成で、AIとはなにか、そしてそれがどのように我々に影響をおよぼしうるのか議論していきます。

これからの社会においてAIは確実に重要度を増していき、無視することができないものになっていくでしょう。そしてまた、AIを知ることは、人間を知ることにつながります。なんとなく重要だとは思っているが、漠然としたイメージのAIについて、考えを深める機会になればと思います。

 

課題資料

松尾 豊『人工知能は人間を超えるか』(2015, KADOKAWA) https://www.amazon.co.jp/dp/4040800206/

ブライアン・クリスチャン(訳: 吉田晋治)『機械より人間らしくなれるか?』(2014, 草思社) https://www.amazon.co.jp/gp/product/4794220804

『岩波データサイエンス Vol.2 統計的自然言語処理 ことばを扱う機械』(2016, 岩波書店) https://www.amazon.co.jp/dp/4000298526/

 

講師プロフィール:

久本 空海(ひさもと そらみ)

アイルランドなどでの海外生活を経て、日本在住。大学院では、コンピュータで人の言葉をあつかう「自然言語処理」の研究に従事。現在は、主にマーケティングの分野でのデータ利活用のコンサルティングを行っている。技術計算のための新しいプログラミング言語「Julia」の勉強会「JuliaTokyo」( http://julia.tokyo/ )主催。

 

日時:10月29日(土曜日) 13:00〜17:00

開催場所:株式会社トモノカイ 岡崎ビル3階

https://goo.gl/QeXZiw

定員:30名

参加資格:なし(定員に達し次第、締め切ります)

参加費用:4,000円

御申込は、下記のフォームよりお願いします。

https://goo.gl/forms/xgAIfeL6iHLGb9lF3

 

JATP・JTA合同大会 - 未来をつなぐ トランスパーソナル 原点・課題・展望

JATP・JTA合同大会

未来をつなぐ トランスパーソナル 原点・課題・展望

 

日本トランスパーソナル心理学 / 精神医学会

日本トランスパーソナル学会 合同大会

未来をつなぐ トランスパーソナル 原点・課題・展望

 

夢の共催、ついに、実現!

それぞれの道を歩んできた

日本トランスパーソナル学会と日本トランスパーソナル心理学/精神医学会の 共催による学術大会が

いよいよ開催されます!

http://transpersonal.jp/jatp_jta_taikai/

 

今年11月26〜27日に相模女子大学で開催される日本トランスパーソナル心理学・精神医学会と日本トランスパーソナル学会の合同大会のシンポジウムに登壇することになった。

4人のシンポジストがそれぞれに話題を持ちより、まずそれについて20分ほどの発表をしたあと、それに関して議論をする形態をとるとのことだ。

どのような話題をとりあげようかと思案した結果、欧米におけるインテグラル・ムーブメントの現状に関する批判的な考察を呈示することにした。

欧米では、1995年に『進化の構造』(Sex, Ecology, Spirituality)が発表されると、各界から非常に大きな反響を集めることになった。

その後、間もなくして、そこで呈示されたインテグラル思想を基盤として、研究と実践を推進するための機関であるIntegral Instituteを設立するための準備作業が開始されることになる。

当時、わたしもサン・フランシスコ・ベイ・エリアのインテグラル・コミュニティに参加していたこともあり、そのときの熱気を鮮明に記憶している。

ただ、その後、どういうわけか、コロラド州のボウルダーに設立されたIntegral Instituteを中心にして展開された活動は、徐々に「勢い」を失うことになる。

わたしも2000年代中盤までは、ひんぱんに合衆国に足を運び諸々のイベントに参加をするようにしていたのだが、コミュニティの空気に漠然とした違和感を覚えはじめ、しだいに距離をとるようになっていった。

周知のように、ケン・ウィルバー(Ken Wilber)を中心として形成されたインテグラル・コミュニティの在り方にたいしては、これまでにもFrank Visserが主催するIntegral Worldで活発な批判的な議論がおこなわれてきているが、ただ、その考察の内容はあくまでも学術的なものであり、インテグラル・コミュニティが今日の時代状況の中で思想運動として存在意義を失いはじめていることの本質的な理由を明らかにしえていないように思われる。

端的に言えば、批判する側も批判される側も同質の盲点に絡めとられているように思うのである。

今回のシンポジウムでは、このあたりのことを少し掘り下げて発表してみたいと思う。

 

発表要旨

トランスパーソナル思想の課題:インテグラル理論の視点から

鈴木 規夫

インテグラル・ジャパン

 

1995年のSex, Ecology, Spirituality(邦訳『進化の構造』)を契機として、それまでトランスパーソナル運動の中心的存在のひとりと活躍したケン・ウィルバー(Ken Wilber・1949〜)は、本格的に「トランスパーソナル批判」をはじめ、それを超克する新たな思想的・理論的な枠組としてインテグラル理論といわれる独自の思想・理論を提唱しはじめた。以降、これまで20年にわたり、Integral Instituteを中心にして多数の関係者を巻き込んで活動を展開しているが(例:書籍や研究誌の出版・イベントの開催・企業組織や自治体にたいするコンサルティング)、ここにきてインテグラル・コミュニティは思想運動として深刻な行きづまりを経験しているように診うけられる。そこには、これまでにもたびたび指摘されてきたように、共同体そのものが圧倒的な存在感をもつカリスマ型のリーダーにより牽引されてきたことにくわえて、インテグラル理論にたいして批判的な意見を持つ関係者との対話に消極的であったことの弊害が少なからぬ影響をあたえているように思われる。ただし、それ以上に重要なのは、同時代の集合的な課題や問題にたいして積極的に関与していこうとする当初の意図が、実際には、同時代の重要な利害関係者と友好的な関係性を構築・維持することを必須の条件であると解釈された結果、社会にたいする真に批判的な分析やアプローチをすることを関係者に困難にしていることにあるように思われる。そのために、同時代の状況がどれほど病理化しようとも、その根本的な問題を指摘することに躊躇せざるをえないという状況に陥ってしまっているように思われるのだ。本発表では、発足20年を迎えたインテグラル・コミュニティが現在直面しているこうした課題について、これまでにその内部関係者として関わってきた者の視点から省察したい。