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加藤 洋平氏インタビュー

今回は、加藤さんが2017年6月に出版された『成人発 達理論による能力の成長:ダイナミックスキル理論の実践的活用法』(日本能率協会マネジメントセンター)の内容を中心にして、 現在の発達研究をとりまく状況について議論をしました。

 


今回の著作では、Harvard Graduate School of Educationの研究者として活躍したカート・フィッシャー(Kurt Fischer)のダイナミック・スキル理論(dynamic skill theory)の概要が一般の読者に向けて平易な言葉で紹介されています。この理論は、同じHarvard Graduate School of Educationの発達心理学者ロバード・キーガン(Robert Kegan)の構成主義的発達心理学(constructive developmental psychology)の成果を踏まえながら、人間の能力が発揮される際に不可避的にあらわれることになる変動性と文脈依存性に関してきめ細かに言及できるものです。
その意味では、フィッシャーの理論は、日々の実務・実践の領域においてわれわれが直面することになる複雑な現象を理解し、また、多様な課題に対処していくうえで、キーガンの理論以上に有用性の高いものであるといえるでしょう。
 現在、加藤さんは、オランダのフローニンゲン大学に在籍しながら、複雑性科学と発達科学を架橋する研究に従事しています。今回の対談では、著書の内容の紹介にくわえて、発達研究の最前線においてどのような研究活動が展開されているのかについて加藤さんに紹介していただいています。そのために会話の内容が部分的に専門的なものになっていますが、発達研究の現状に関して少し踏み込んだ情報を求めている方々には刺激をもたらしてくれるものとなっているのではないかと思います。

 

http://integraljapan.net/articles/kato/index.htm

 

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