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インテグラル理論研究会特別編:ダイナミック・スキル理論
2017年10月21日 (土曜日)
2017年9月と10月の研究会(不定期開催)では、先日、出版された加藤 洋平さんの『成人発達理論による能力の成長:ダイナミックスキル理論の実践的活用法』をとりあげ、今日、多方面で注目されている最新発達理論・ダイナミック・スキル理論(Dynamic Skill Theory)について考察を深めていきます。
ダイナミック・スキル理論は、Harvard Graduate School of Educationの発達心理学者カート・フィッシャー(Kurt Fischer)が提唱する発達理論ですが、同じ機関のロバート・キーガン(Robert Kegan)のそれとは大きく異なる特徴をそなえています。それらは、キーガンの理論以上に、人間の発達のダイナミズムに即したものであり、それゆえに、日常の活動をとおして発達支援に携わる実務者にとり、より利便性の高いものになっているといえます。
10月の研究会では、先日の9月の研究会では、参加者の方々に著者の加藤さんへの質問をあげていただきましたが、10月の研究会では、それらの質問にたいする加藤さんの回答をふまえて、人間の発達に関する議論をさらに深めていきます。
課題資料
加藤 洋平(2017) 『成人発達理論による能力の成長:ダイナミックスキル理論の実践的活用法』(日本能率協会マネジメントセンター)第3章・第4章・第5章
補足参考資料
ロバート・キーガン(2013) 『なぜ人と組織は変われないのか:ハーバード流自己変革の理論と実践』 英治出版
鈴木 規夫(2017) 書籍紹介:加藤 洋平著『成人発達理論による能力の成長:ダイナミックスキル理論の実践的活用法』 http://norio001.integraljapan.net/?day=20170806
加藤 洋平氏インタビュー第7回 http://integraljapan.net/articles/kato/index.htm
今井 むつみ(2010) 『ことばと思考』岩波書店
今井 むつみ(2016) 『学びとは何か:〈探究人〉になるために』岩波書店
日時:10月21日 (土曜日) 13:30〜16:30
開催場所:株式会社トモノカイ 岡崎ビル3階
定員:30名
参加資格:なし(定員に達し次第、締め切ります)
参加費用:3,000円
御申込は、下記のフォームよりお願いします。